こんにちは、新人の松村です。

 

入社してから4ヶ月目。

当時は爽やかで肌をなでるようだった風も、

今では熱気と共に、しっとりと私たちを覆ってくるようになりました。

 

 

さて。

 

今回も趣味に関すること・・・

現在ハマっていることを書きたいと思います。

 

 

 

私が現在ハマっていること。

 

それはギリシャ神話です。

 

 

 

ゼウス、ポセイドン、アポロン、ヘラクレス・・・

ギリシャ神話は、一度は聞いたことある名前の神や人が多いと思います。

よく漫画や小説にも使われていますしね。

 

 

その中でも、

 

・人と神(アポロン)の子である半神半人(人間でいうハーフのようなもの)

・死後、医神と崇められた

・WHOの紋章の”アスクレピオスの杖”(医の象徴)として用いられるほど有名

 

と言われているアスクレピオスの話をしたいと思います。

 

↑手にしている蛇が巻き付いた杖が”アスクレピオスの杖”

 

 

(以下は神話の概要。なお諸説あり)

神であるアポロンが、人間の妻であるコローニスの不貞を疑い殺害

のちに妊娠中だった彼女の腹から取り上げた子供がアスクレピオスです。

 

彼はケンタウロスの賢者ケイローンに預けられ育てられます。

その最中で医学の才を発揮し、なんと不老不死の薬まで作り上げました。

その薬で、彼は様々な人を生き返らせました。

 

しかし、そのことで冥界(≒黄泉の国)の王ハデスが、

自分の領域から死者が取り戻されていくことに危機を感じます。

ハデスゼウスに抗議し、ゼウスアスクレピオスを雷霆で撃ち殺してしまいました。

 

その後、彼はゼウスによってへびつかい座にされ、

神の一員として名を連ねました。

そして人々からは医神と崇められるようになりました。

 

 

 

 

彼の行った不老不死の実現は、

私たち人間が望む最終目標と言っても過言ではないでしょう。

 

しかし、神たちにとってそれは禁忌であり、

それを破ってしまったアスクレピオスは

悪気がなくとも罪だと判断されてしまったのでしょう。

 

 

これは人間社会でもあることです。

良かれと思って行ったことが、

自分より上の者にとって不都合だったから処罰された・・・等。

 

 

 

 

 

逸話では、彼は他人に害を成すようなことはしていません。

むしろ周りの人間からは称賛されてもいい事柄です。

(人を生き返らせていますからね・・・)

 

ではなく、人間の視点から見ると、

理不尽な死と捉えられるでしょう。

 

 

 

アスクレピオスの逸話からは、

上の者にとって都合の悪いことをしないようにしないといけない

という人間社会の汚点を感じられますね。

 

 

 

ギリシャ神話はストーリーだけでも面白く、

話を掘り下げると奥が深いです。

もし興味を持っていただけたなら、ぜひ調べてみてください。

 

 

長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。